高校生...ですか?
高校一年生の夏休み、山火事の犯人に仕立て上げられてしまった少年たちの、無実の証拠を探す冒険を描く。
「スタンド・バイ・ミー」的な少年(?)たちの一夏の冒険の話ではある。しかし、高校生の設定なのに悩みとやっていることが小学生レベルだし、アイスランドの電話ボックスの話が劇中での事実なのか空想なのか掴みどころがないしで、青春ものなのかジュブナイルなのかはたまたファンタジーなのか、どういう立ち位置で鑑賞すればいいのか掴めないまま終わってしまった感じ。
ツッコミどころや説明不足はあるけど、脚本自体は悪くないと思うし、言いたいこともわからないではない。思うに、ファンタジーぽくなってしまうアニメではなく、リアリティを出せる実写して、主人公たちの年齢設定を下げれば、意外にいい作品になりそうな気がする。