Siroyagi

流浪の月のSiroyagiのネタバレレビュー・内容・結末

流浪の月(2022年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

見捨てらる子供達。
不良品扱いされる子供達。
自分らしく生きたいと思うだけなのに、
そんなことさえ許されない社会。

自分とは違う、異質な者を排除する。
学校のいじめる集団、村八分する社会、
日本民族がかくも優れいると
のたまうナショナリズム。
自分は陰に隠れて、知りもしないで人を大たたきするあまりに多くの醜い人たち。

そんな日本ではあることは、分かっているのに、
僕は、そんなことはすぐに忘れてしまうから、
時には、加害者にもなるから。
この映画を見て、人の心を取り戻したいと思う。

できれば、文の優しさは、病気のせいではなく。
人の心に持つ普遍的なものとして描いてほしかった。
文のように生きたいと思えたから。
Siroyagi

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