このレビューはネタバレを含みます
女児誘拐の被害者と加害者。
時が経ち、再び出会った2人。
生きづらさを抱えた2人は惹かれ合う。
2人ともパートナーがいるけれど、
関係の違和感にも気づいていく。
周りから理解されない孤独感と無力感。
だけど、きちんと心配して守ろうとしてくれる人たちもいる。
最後に2人がする選択は、
自由で清々しくて愛おしいのだけど
希望だけじゃなくて
変わらないであろう居心地の悪さも受け入れてずっと抱えていくつもりなんだろうと思うと、なかなかに大変な道のりだなぁと。
こういう事件があると、現実でも
被害者(子ども)の方が本名晒されちゃってるの何でって思うよね。
意外と加害者より目立つよね。