このレビューはネタバレを含みます
映画館で観たいと思いつつタイミング逃してて、やっと観れた!
ラストびっくり。そんな病気があるの?
「さらさにだけは知られたくなかった」のあとに「さらさに知ってほしかった」って、抱きしめたくなるね。わかる。
ふみとボートにのってるシーンでさらさが「人は結局自分が見たいようにしか見ない」って言ってて、ほんとそうだなと。
それでもやっぱりほんとの自分をわかってほしいと思ってしまうのよね。
つながれない2人だけど、お互いにしか埋められないものがあるんだろうな。関係の名前はどうでもよくて、ただ2人にしか見えない絆と愛の形なだけ。安心して眠れる居場所。
歪な関係性ではあるんだろうけど、歪だからこそ他の人じゃ代替できず絶対切れないような気がしてうらやましくもある。
でてくる人みんなどこか欠けてて人間だなぁと思った。
松坂桃李はあんまり口動かさずしゃべるこういう役が似合う。
広瀬すずは美しすぎ。歳を重ねてどんどん役者みが増してて、観てて引き込まれる。
さらさはさらさだけのもの。