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ARGYLLE/アーガイルのtyのネタバレレビュー・内容・結末

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

マシュー・ヴォーン監督のあの感じのアクションが薄味だった
アクションシーンが煙幕で飛んだりギャグで飛んだり、バイオレンス表現も一切なし(別に無くても良いけどこの監督からバイオレンス表現を引くと最後らへんの戦闘シーンみたいなおじさんとおばさんの笑顔ドアップが何度も入るという"気持ち悪い"絵になるんだなと思った…良く言えば狂気的なシーンなのかもしれない)

キングスマン次元でお馬鹿スパイモノだ!っと思って見てしまったけど本作はどちらかと言えばミステリーに重きを置いている印象。
主人公が実は超一流スパイと判明するところはおーっとなった…が、その超一流という部分に説得力が足りないと感じた。判明時に元相方に体術で圧倒するってシーンでも女優の動きがもっちゃり…というか相方も普通にモブに殴られるくらいの「老いたレジェンド」みたいなポジションだし
主人公がバチバチのドレスを着るけど体型が残念すぎる…(ストーリー上は元のスパイ人格をどれだけ取り戻せるかというのを外側の派手なドレスと内側の肉体(体型体格)で表現している?)ので正体判明前後でのコントラストが無いと感じた。あんま変わってねーじゃんね、、みんなもそう思ったよな
多分「そんな急にあなたの本来の姿は超一流のすごい人です、なんて言われてもすぐに元に戻れるわけじゃ無いよね」って伝えたいんだろうけど、そうすると映像の派手さが失われるというジレンマ
表情も移り変わりもこれで本当に"秘密の番人"騙せちゃうの!?って思った。これもコンセプト的に仕方ないのか

リッター役の俳優あのウォルターホワイト先生!すごく良かった
あと石油スケートのシーンも良かった!イナバウアーナイフは最高!
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