周りの輝いている人達と自分を見比べて「自分の価値って何だろう...？」とガッカリする日々にさようなら。
他人より優れている点や個性を求めることよりも、一番大事なのは自分が心から輝ける行動や環境に居ることが大切だと気付かさせてくれた。
もしかしたら、完璧に見えるあの人も周りの先入観やプレッシャーに押し潰されそうになっているのかもしれない。
驚いたのは、魔法で創り出された山々に囲まれた町「エンカウント」や魔法の力で溢れた家「カシータ」、特殊な能力を持つ家族の前に魔法が無くなるピンチが訪れ、てっきりミラベルは町を飛び出し、魔法を狙う大いなる敵と闘う物語と思いきや、全くエンカウントからは出ない。
その上、向き合うのは「家族」。敵でもなく、むしろ味方の存在である「家族」と向き合い、ありのままを愛し、助け合うことがミラクルであると教えてくれる『2分の１の魔法』や『ソウルフル・ワールド』に続くかなりパーソナルなディズニー映画。
しっとりとしたメッセージで、それに続いて物語も落ち着いた雰囲気になるどころかリン＝マニュエル・ミランダの軽快で踊り出したくなる音楽のおかげで1分1秒楽しかった！
彼の関係する作品はこれからも注目します！
