Kapporiya49

13デイズのKapporiya49のレビュー・感想・評価

13デイズ(2000年製作の映画)
3.0
最近読書では近現代アメリカ史にハマっており、その流れで観てみた。

1962年秋、米ソ冷戦時代の中でも、ボタンの掛け違えよりも僅かな違いで核戦争になりかけたキューバミサイル危機を乗り越えるまでの13日間を描いたサスペンス。

ちょっとケネディ兄弟を美化し過ぎな反面で軍人を戦争したがりに描き過ぎた感はあるものの(カーティス ルメイ役の人の嫌な奴ぶりは秀逸!)、本当に文字通りの「一触即発」な状況だったことを前提にみると、結果が分かっていてもめちゃくちゃハラハラさせてくれる出来ではある。

逆に史実を知ってるからこそ面白かったのは、国連大使アドレー スティーブンソンの国連での会議のシークエンス。何を言うかは分かっているため、観てるコッチも「頑張れアドレー!」ってなった(笑)

そしてこの映画で改めて思うのは、外交って大事!ってこと。
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