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猿の惑星:創世記(ジェネシス)のbluetokyoのレビュー・感想・評価

3.5
2024年5月9日 13:40~ テレビ東京 吹替え
これ見たなあ。けっこう忘れてしまっている。難があって、ありていに言ってしまうと、街に、こんなに多数のチンパンジーがいるもんなんだろうか、と思ってしまうことだ。動物園、研究所も含めたとしても、こんなにはいないと思うが。あと、クスりで頭がよくなっていなければならないわけで、研究用に、多数のチンパンジーを捕獲しておいたとしても、多過ぎのように思える。というか、チンパンジーって、いちいち、ガラスをぶち破って、建物の出入りするもんだろうか。頭がよくなっただけでなく身体能力もよくなったのだろうか。皮膚も強くなったのだろうか。まあ、そういうのもあるが、面白いので見てしまう。

簡単にあらすじ。
ウィルの勤めている製薬会社では、チンパンジーを実験動物として、アルツハイマーの特効薬を開発していた。あまり結果が思わしくないので、チンパンジーはすべて殺処分と決まった。子どもチンパンジーはかわいそうなので、ひそかに家に連れ帰り育てることにした。
また、痴呆の進行した父親のため、ひそかにクスリを持ち帰り、父親に投与してみたら、劇的にか症状が改善された。

5年後、シーザーと名付けられた子どもチンパンジーは、驚異的な知能を持つようになった。だが、外に出たため、近隣住民の知るところとなり、霊長類保護施設に入れられてしまった。

一方、製薬会社では、ウィルが父親に薬を投与したことがバレたが、効果があったので、大々的に実験しようとなり、多数のチンパンジーにクスリを投与。

シーザーは、施設を抜け出し、ウィルの家に侵入、クスリを持ち出すのだった。そして、ほかのチンパンジーにも投与。みんな知能がよくなる。

ついに、シーザーは、仲間のチンパンジーとともに反乱をおこし、施設を脱走。製薬会社へ行き、知能のよくなった実験用チンパンジーたちと合流、森へ向かう。途中、チンパンジーを阻止しようとした警官隊と衝突したが、打ち破って、森へ辿り着くのであった。

チンパンジーのVFX技術がよく出来ていて、かなりリアルに見える。とくに表情がリアル。
ウィルが、なんとか、霊長類保護施設に収容されたシーザーを助け出そうとして、迎えに行くのだが、シーザーは、たとえ、外に出ても、同じだと悟っているので、それを拒否するわけだ。そのときの、絶望の表情というのが、とてもよく表現されている。
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