このレビューはネタバレを含みます
予告編の内容からすると、だいぶギャンブルに寄った感じなのかな~、と思っていたのですが...。
主人公は元軍人で、刑期中に覚えたというカード類を活かして出所後カジノで金を稼いでいたが、ある女性、ギャンブラー相手のコーディネーターと話をするうちに大きな大会に出場し大金を得ていく~、という話になるのですが、ではなぜ刑務所に入らなければならなかったのか、というところから話は社会派になっていく、という感じですね。
如何にも海外の映画、と言うか、こうした社会問題を例えフィクションの話でも盛り込んできて警鐘を鳴らす、という部分はしっかりしているな~、と思います。ちょうど日本では某大手芸能事務所の話が上がるも「日本の」マスコミは取扱が及び腰、と言うのとは真反対だな~、と思いながら見ていました。
ある意味社会派ネタ映画も好きな人なら十分アリかと思いますが、ギャンブルからの娯楽作、と思ってみるとかなり肩すかしを喰らうパターンかな、と思います。