Ltechnique

LAMB/ラムのLtechniqueのレビュー・感想・評価

LAMB/ラム(2021年製作の映画)
4.0
冒頭からしばらくの間、クリスマスを告げるラジオ放送以外、セリフもなしに、羊の鳴き声が続く。色々と深読みする要素満載で、静かに、物語は進んでいく、妻の名がマリアであると知れるのは、後半に入ってからだったと思う。
アイスランド・スウェーデン・ポーランド合作というためか、家電や洋服などが、非常におしゃれである。
登場人物は特におしゃれな人ではないにも関わらず、おしゃれである。
これは文化の差だろう。
アイスランドの風土は、日本とかけ離れており、季節感や時間の間隔がよくわからない、春や夏でも寒々しい。
言葉もわからんし、クレジットロールも一部を別として、まるで読めない。
いわゆるネタバレ抜きで、この短編漫画のような作品の感想を書くことは難しい。

物語はシンプル、登場人物も少ない。