fishmutton

マーズのfishmuttonのネタバレレビュー・内容・結末

マーズ(2021年製作の映画)
2.3

このレビューはネタバレを含みます

登場人物の行動が、私には理解しがたかった。
そしてあんまり響かなかった。

荒廃した近未来SF@火星。
襲撃してきて父を殺した男と母娘がともに暮らすことになる。
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レミ:娘。主人公。
レザ(?):父。襲撃を受け殺される。
イルザ:母。
ジェミー:主人公宅を襲ってきた奴らの一人。男。襲ってくるイルザに「30日間おとなしくしていれば銃を与え背を向けよう」と提案する。
スティーブ:箱型ロボット。

まず、夫が殺されて15日くらいでその張本人が体に触れるのを受け入れるイルザの心情が私にはよくわからない。意外と良い人だったから?寂しかったから?一人で子を育てて生きていく不安から?男が有能だったから?隙をつくために気のあるそぶりをした?でも最終的には憎からず思っているようだったしな・・・。死んだのは、もみ合った末の事故ってことでよいのか?

次に、「傷つけない」と言い育ててきた少女に迫るジェミー。何故だ。いきなりのホラーだよ。二人で歪な事情の疑似親子として生きていけばいいじゃん・・・どうやら外はのっぴきならない状態みたいだし。わざわざ子作りせんで良くない?関係を強くするために肉体的繋がりを求めるのか?え、なんで?てか、庇護対象として育てた対象と寝れるんか・・・。縛り付けて襲おうとしてるし。「お前たちが俺を悪い者にする」って、その選択をしたのはお前だろ。人類の繁栄とかはもはやどうでも良い問題だと思うんだが、残された楽園のアダムとイブになりたかったんか?

少女レミと一緒にいる子豚キャシーが全然大きくならないな・・・と思って観てた。豚なのに生育速度遅すぎじゃない?あと1頭からどうやって増えたんだろう。番に成り得る成体が生き残っていたんだろうか。
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