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映画 おそ松さんのkassyのレビュー・感想・評価

映画 おそ松さん(2022年製作の映画)
3.0
原作・アニメは未見

最初から六つ子の設定なのに別人で実写は無茶だなんだと自虐のオンパレードのメタ満載の脚本。初おそ松さんな自分はこれがこの作品のノリなのか、映画特有のノリなのかさっぱりわからず戸惑った。

少し調べた結果、アニメはメタ、パロディ、萌え満載だったということなので、映画もメタ構造になるのは自然なのであろうと理解した。

物語の軸となる大金持ちからの養子話があるのだが、映画内でも言及されるが軸からどんどんブレ出して六つ子それぞれのストーリーが展開されていくがそれが普通の見方で見てしまうと、かなりとっ散らかった印象になってしまう。
ただそのしっちゃかめっちゃかさがこの作品の魅力なのだろうとも思う。
しかしながらそのストーリーが、同じことの繰り返しになってくるとだんだん飽きてきて興味を失って行った。
2時間に膨らませる苦労が透けて見える。
風呂敷を広げた迄は良かったが、無理やり収拾していた。

振り切れてはいるので、馬鹿馬鹿しいコメディとして楽しむのが吉だが
特に笑えるな〜というところはなかった。
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