松岡茉優

You Can Be a Star, Too(英題)の松岡茉優のレビュー・感想・評価

You Can Be a Star, Too(英題)(1975年製作の映画)
4.0
ずっと観たかった映画。タイトル的にスターが堕ちていく話を連想していたが、蓋を開けてみれば韓国ホラーの傑作だった。宝くじを当てた家族が豪邸に引っ越しするも、娘が怪奇現象を目撃するようになり…みたいな話。未見なのでアレだが『エクソシスト』みたいな話らしい。
ポルターガイストの演出や真っ赤な背景、外出禁止令が出された韓国の真っ暗な野外などなどセリフがあまり分からなくても見所満載で楽しい。ベッドの下から手が出るホラー演出があるのだが、指の先からドライアイスみたいな煙が出ていて不気味さ満点!!テレビから火を吹いて爆発するの『悲愁物語』より2年も早い。
イ・チャンホってメロドラマもホラーもよく分からんヌーヴェルヴァーグもどきも撮れるから日本でいう井上梅次とか島耕二みたいな感じかね?詳しい人教えてください…。もっともっと韓国語を勉強して、こういった埋もれた傑作を自分のためにDigっていかなければならない(謎の使命感)。
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