このレビューはネタバレを含みます
アガサ・クリスティ原作の舞台を上演する劇場で起こった殺人事件をキッカケに、スコットランドヤードの爪弾き者コンビが事件を解決していく話。
色んな方が仰るとおり、ウェス・アンダーソンをめちゃくちゃ意識してるなっていう空気感で、そこら辺は賛否が分かれそうな気がした。
個人的にはもっとコメディしてほしかったかなぁと思った次第。
フーダニットがメインなんだけど、事件自体はそこまで盛り上がらないというのが正直なところ。
ただ、最後のアガサ邸での一悶着が面白かったので、終盤持ち直した印象。
注目なのが意外に豪華なキャスティングで、サム・ロックウェルとシアーシャ・ローナンを始め、どこかで見たことあるなって俳優からアカデミー賞ウィナーまで揃えていたのが華やかだったなと。