リー・シン監督作品！

台湾映画特集①

去年タイミングが合わず観ることが出来なかったので良かった(^^)

リー監督は台湾の高度成長期に作品を撮った監督さんで、政府から頼まれて様々な職業に焦点をあてた家族の物語を描いた〔健康写実主義）巨匠ですね。
本作もその代表作ということで楽しみにしていた。(^^)

あひるをを飼育している父と娘シャオユエ、兄は家を継がないで町で彫刻の勉強中。
実は娘は幼い時に親父さんのもとに預けられていて、そのことを知っているシャオユエの実の兄に事あるごとにお金を無心されていた。

秘密を抱えた家族が困難を乗り越える物語。
もうひとりの主役である、あひる達の演技も楽しくて、行進してシャオユエの前後をついて回る姿は微笑ましい(^^)

そういえば写実主義的な作品は吉永&浜田さん主演の日活で沢山作られていでのを思い出した、高度成長期に第一次産業の大切さを描いているのはどの国も同じなんですね、勉強になります(^.^)
良か映画！

• #2022年劇場鑑賞
• #福岡市総合図書館シネラ

健康写実路線のリー・シン作品。国の政策の一つ、あひるの飼育で生計を立てている一家。素直な娘は本当の親子ではない。娘の実兄がカネをせびりに来る。こういう設定には魅力を感じないが、父親の心の動き、家族の心配という心理面の描写で引き付けられる。

三百人劇場