いやぁ…ヤバすぎた…
声優陣の変更、作画、内容について全く公表しないといったプロモーション方法などなど…
公開前に飛び交っていたそれらのネガティブな意見を全て"ハエたたき"で弾き飛ばすような快作でした!
特にあの作画のおかげでバスケの、いや、スラムダンクという作品の旨みがジュワッと溢れ出ていたし、そのおかげで声優陣の変更も意味があったように思えました。
漫画、そして旧アニメ版では伝わらなかった試合のスピード感、そして何より花道のバスケ素人感。あのアニメーションの作画でなければ気づかなかった部分でもあると思います。
内容について一切プロモーションが無かったのもこれなら納得。
そりゃあ公開できないわけだ。知らないからこそ得られるあの特別なカタルシス。公開していたら生まれ無かったと思います
そして今作は映画監督ではない原作者の井上雄彦さんが監督を務めているので映画のルールというか、映画の常識というものをガン無視してはいるのですが、それでも全編ダレる事なく常にあのスピード感と強度で突き抜けてしまうパワーがあるのが本当凄い。かなり異質な作品ですよこれ。
これ今後のスポーツアニメの基準になるんじゃないですかね?もう最高。