ここ数年、アニメ映画のクオリティがとんでもないほど上がってる気がする。
ここ数年、アニメほとんど見てないけど、普通のアニメもこんなレベル高いんかな、、？
初めて『スラムダンク』を読んだのは高校生の時。部室に誰かが持ち込んだ漫画をみんなで回し読みしてた。
その時に読んだ漫画で、本当に衝撃を受けたのが、『るろうに剣心』、『東京喰種』、
そして『スラムダンク』。
あまりに面白かったせいで、教室に持ち込んで授業中に隠れて読んだり、授業サボって読んだり、、、
自分はハンドボール部だったから種目は違うけど、高校スポーツのあの熱量と熱中具合は花道と同じだった。
そんな青春の思い出補正が存分にかかっている状態でのあの作品。面白くないわけがない。
最後の1秒。勝負が決まる最後のシュート。その一瞬で全てが決まる。一瞬が永遠に感じられるほどの極度の集中状態。会場の全員がゴールから目を離さず静寂が訪れる。
息を飲むことすら許されないあの静寂は、他の映画でもなかなか味わうことができない。
あの一瞬のためにこの映画を撮ったと言われても納得してしまうと思う。あのシーンは完璧だった。
『スラムダンク』を読んで育った子供が、経験と実力を積んで『スラムダンク』を作り上げた気がする。
この映画は、本当に作品が好きじゃないと作れない。
