Sasada

余命10年のSasadaのレビュー・感想・評価

余命10年(2022年製作の映画)
2.0
いかにも小松菜奈がやりそうな小松菜奈で、山田裕貴がやりそうな山田裕貴で、松重豊がやりそうな松重豊だった。

「不治の病にかかった美しいヒロイン」なんて手垢のつきまくった題材を藤井道人がどう描くんだろうと思ったら、どこまでいっても手垢の塊でしかなかった。

小松菜奈をこういう役で消費するのはもう邦画界としてやめるべきではと思ったし(これは池田エライザ/玉城ティナについてもそう)、人生に目的を見出せない男がある女性に出会い彼女を“守る”ために“稼ぐ”ことに注力すること=成長 ってのはもう違うんではと思った。
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