らっく

余命10年のらっくのレビュー・感想・評価

余命10年(2022年製作の映画)
3.5
主人公は余命10年と20歳で宣告される。
これからずっと生きていくんだろうと思っている若者にはとても短く、
終わりを提示された苦しみを背負って生きるにはあまりにも長すぎる。

劇中サクラのシーンが多用される。
一年に一回咲く花を、あと何回見られるのだろうか。
サクラは時に幸せの象徴のような花でいて、時には儚げ、寂しさの象徴でもある。

私だったら平常心で楽しめるだろうか。

出版した本の装丁は桜で満開にしてほしかったな。
らっく

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