リトル

イノセンツのリトルのレビュー・感想・評価

イノセンツ(2021年製作の映画)
3.9
北欧サイキックスリラー

ひ〜〜。

起こってほしくないことが、どんどん起こる。
善悪の分別が曖昧な子どもには、扱いきれないパワーと感情のせいで、どんどんどんどん取り返しのつかない状態に。

大人の気づかないところで静かに行われるが、そもそもネグレクト状態だったり、精神が不安定の母を持っていたり、大人が子どもをしっかりみることができていない環境で育っていたりする。

心が読めるアイシャと言葉を話せない自閉症のアナの関係がとても癒やしだった…
分かり合える人にやっと会えたようなような。

アナもカッケェのです。
やられる前にやるしかない。わたしたちでやるわ。と立ち上がるところとか、

アイシャと妹のイーダがピンチの時に
覇気をだして登場するところとかカッケェぇ。

それだけに心が痛む…

アメコミのようなスーパーヒーロー的な話ではないんですけどね。
ほんとに静かで何も起きてないくらいの静けさなので…

あと、まあまあ、いやかなり、イノセンツゆえの残虐なシーンがあるので、要注意です。


大友克洋の童夢にインスパイアされて、オマージュシーンあるようですけど、読んでないから読みたい。
読んだ人は、そのシーンはそのまんまだと言っていた…
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