2023年劇場91作品目。
タイトルから想像できないくらい
衝撃な内容でもあります。
子供の時に自分も人をつねったり
弟に意地悪してしまった事あるので
多々思う事がありました。
2人の子供に同じように愛情を注いでも
やきもちをやくものなのです。
また、むやみに虫を殺していたのも
子供故の行為だったと
結論づける自分もいます。
親の視点から見ると
非常に心打たれる部分もあります。
子役の4人の演技は素晴らしいと
言わざるを得ません。
故に子供の視点で観ていくので
余計にヒリヒリと感じさせる作りに
なっているかと思います。
バトル要素にド派手さがもっとがあった方が
個人的には好みではありますが、
予算的に厳しかったのだろうと感じますし、
やり過ぎるとハリウッド的映像に
なっていたのかもしれません。
不穏な音楽や映像を巧みに活かして
徐々に心理的に追い込んでいく
サスペンスフルな展開含めて
実に欧州的な作品に仕上がっているので
逆に味わい深さを醸し出していると
思います。