このレビューはネタバレを含みます
よくあるホラー映画のような薄暗さがなく、そこに色味を足されたような感じだった。
セリフの少なさや不穏なBGMと色味が見慣れなくて、その気持ち悪さがまたよかった。
いわゆる問題のない家庭は皆んな遊びに出ている夏休み、団地という閉鎖的な空間で出会った友達4人での出来事。
最初、イーダはアナに対して嫉妬などの邪な気持ちが強いのかなと思って見ていたけど、アナが言葉を話せたところでの笑顔がそうじゃないのだと気付かせてくれた。
ベンとイーダは善悪どちらに転んでもおかしくない不安定な存在、と書いてある方がいて 素敵な表しだと思いました。
家族からの愛が実感できていたかそうでないかが分かれ道だったのかなと思いました。
ラストのアナのトドメの刺し方、スマートでかっこよすぎた。
【イーダがママに抱きつき👩🏻「あらあら…」、アナが絵が描けるおもちゃの手を止めて終わり】