このレビューはネタバレを含みます
⚠️猫死にます
テレパシーとか集合的無意識とか、そういうものを表現のツールにして幼子の無邪気と邪気をよく映していると感じた。「性悪説と性善説は二元論では無いぞ」という風に私は受け取った。視聴に関してはやはり言語や異文化によるハードルは避けられないが、無言のシーンも多くこちらに考えるいとまを与えてくれるのが妙なタイム感で引き込まれた。個人的に引き込まれる映画はほぼ存在しないので大当たりなのかも。しかも子どもだけが物語の主軸になる物語はあまり好きではないので本当に自分にとって(芸術として)美しく思えたのだと思う。悲しいけどね。