安堵霊タラコフスキー

道化師の夜の安堵霊タラコフスキーのレビュー・感想・評価

道化師の夜(1953年製作の映画)
3.7
ベルイマンとスヴェン・ニクヴィストが初めて組んだ記念すべき作品。

序盤のサイレント的シーンは面白かったし陰影のつけ方も流石ではあったが、何か物足りない気分になったのは会話の場面における構図の普遍性故か。

あと字幕を追ってなかったせいか人物の関係性も漠然としか理解できなかったが、台詞が多くなりがちなベルイマンの作品においては登場人物やその関係性は限定的な方が良いのかもしれない。