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パラレル・マザーズのパピヨンのレビュー・感想・評価

パラレル・マザーズ(2021年製作の映画)
4.0
世界の名だたる映画祭で評価され 世界の映画ファンに称賛され 70歳を過ぎてなお 精力的に斬新なストーリーを紡ぎ続ける ペドロ·アルモドバル監督。自分は「オール·アバウト·マイ·マザー」や「トーク·トゥ·ハー」や「ボルベール〈帰郷〉」や「私が、生きる肌」辺りで監督お気に入り登録です。
フォトグラファーのジャニス(ペネロペ・クルス)は 法人類学者のアルトゥロに スペイン内戦時に故郷で殺害され埋められた祖先たちの遺骨の発掘を依頼しています。惹かれあった二人は障害のある恋に発展したあげく 子供を授かりますがシングルマザーへの道を選びます。そのジャニスは産婦人科で 10代の同じくシングルマザーのアナ(ミレナ·スミット)と同室となります。そして同時に出産した二人の乳幼児は 取り違えられたまま退院します。二人のシングルマザーと 取り違えられたそれぞれの子供の運命と 内戦時の埋められた祖先の遺骨発掘が 縦糸横糸となって先の読めない人間ドラマを発展させて行きます。
やっぱりアルモドバル監督のストーリーの転がし加減が面白いですね。そこにペネロペ・クルスの魔法が加わり もう目が離せない2時間となってます。アッパレ!
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