2022年52本目。
阿部サダヲも勿論怖かったんだけど父親の人が恐怖すぎた。
白石監督らしくグロ描写も多々入っていて、題材としてはかなり重く、考えさせられる映画ではあったけど伏線回収があからさますぎたり、どんでん返しが曖昧であったり、ちょっと勿体無い感じもした。
阿部サダヲの演技力がとにかくすごかった。良い人感出してるんだけど目がずっと笑ってない。被害者達との接触の仕方とかこういう人普通に街中にいるなっていう感じなので連続殺人鬼との顔の使い分けが本当に上手い。あとあんな悪い意味で吸い込まれる目ありますかね、黒の部分大きすぎでしょ。
対して岡田健史の演技は観る前とても不安だったけど狂気に取り憑かれた瞬間などとても上手だったと思った。「望み」の時もだけど暗い役の方が得意な印象。