AbeCinemaTV

死刑にいたる病のAbeCinemaTVのレビュー・感想・評価

死刑にいたる病(2022年製作の映画)
4.1
回想シーンがかなりあるが、正直扱いがよろしくない。そのシーンにいるキャラクターでは判り得ない、回想と言っていいのかわからないシーンが多数登場する。時系列をバラバラにしていると言ってもいいのだが、主人公が本来知らない部分まで観客が知ってしまうので、両者の間に温度差ができてしまう。
つまらなくはないんだけど、オチのための映画という感じがどうしてもしてしまう。笑えるんだけどね、痛そうだし。まあ要はみんな大好きあの映画です。(ネタバレコメントに書きます)途中、スターウォーズか?とかも思ったけどそういうことではなかった。
なぜ主人公がすぐこの事件にこだわるのか、というのがオチまでわからない、のがいまいち話に乗れない原因かも。
阿部サダヲは怖いし笑える。岩ちゃんが岩ちゃんのままだったなあ、結局。どうしようとイケメンとスター性は隠せない。
家に帰ってからだんだん面白く思えてきた。多分2回目面白いんじゃないかな。
AbeCinemaTV

AbeCinemaTV