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死刑にいたる病のcocoのネタバレレビュー・内容・結末

死刑にいたる病(2022年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

面白くなかった。残虐描写を見せるために理屈こねてる感じがして嫌だった。
「大勢の中に紛れている狂人」にしては目立ちすぎている阿部サダヲ、「被害者と信頼関係を築く」描写が常人の感覚とはズレすぎていて入り込めなかった。そういうあえて指摘しない、描かない、見せないように誘導する演出が多い。
阿部サダヲ・岡田健史の役は自分以外の暴力に鈍感すぎる。
終始自分が振るった暴力なのか、自分も被害者だったという話しかしてない。
この映画の中で「社会」は血縁か法律に過ぎず、集団が構成する力関係が働いているという視点がないので、幼くて軽薄な感じ。すきじゃない。
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