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死刑にいたる病のSUNのレビュー・感想・評価

死刑にいたる病(2022年製作の映画)
3.7
【2024年 鑑賞9本目】

まず内容どうこうより最高に阿部サダヲの演技が気持ち悪かった。本当に凄すぎる。こんなにも表情の違いというか、あたたかい人柄とそれとは正反対な目に光が宿ってないサイコパスを演じることができるのかと。この作品にのめり込みすぎればすぎるほど水上恒司演じる雅也のように洗脳されてしまいそう。何も共感できなかったけど一人ひとりに生きてきたバックグラウンドはあってそれぞれの感性や思考や感情がある。どんなに異常に思えることにだって共感する人もいるし、「わかるよね?」と問いかけてくることもある。当たり前のような表情で語るその様子が不気味さを増幅させる。正直サスペンスというよりホラー。
終始阿部サダヲの演技にゾッとしていた。
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