くさむすび

死刑にいたる病のくさむすびのネタバレレビュー・内容・結末

死刑にいたる病(2022年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

これがPG12なの凶悪すぎる。最近見たR15+の『辰巳』なんかよりもよっぽどグロい。
ミステリーから飛躍して、第三者視点で冷静に事件を追っていた雅也が次第に自分も事件の関係者たちと似たような境遇であることに気づいていくというストーリーになっていくのは面白いんだけど、「もしかしたら自分の父親が榛村なんじゃないか」の要素で葛藤みたいなものを映し出していないのが残念だし、終盤に言葉で説明させるのもなんだかな。心情描写が薄い。加工が丸わかりの20歳阿部サダヲは笑わせるつもりなのか?レベルで気持ち悪かったのと、雅也が父親であるかを榛村に尋ねた後の、ガラスの反射の使い方、斜め上からやってくるラストは良かった。
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