スカパーにて。劇場には見に行けなかったんだが、上田慎一郎が監督したVRの短編は見ていた。
グライダーを扱っている少女漫画原作とのことで、スポーツ物の熱血主義もありながら緩い恋愛劇も多い。
九州出身のつるたまは大学進学で上京。恋愛目的のサークル活動だが縁あって航空部にへ入部。
2年生の先輩の大介は最初は当たりが強かったが、段々優しくなってくる。イケメン1。
4年生の先輩の倉持は教官の資格を持つエリート。優しくつるたまを導く。イケメン2。
さらに他校の大阪弁のイケメンなど、イケメンに事欠かなく、みんな主人公にかまってくれる。
最初は倉持が興味本位でグライダーに乗せてくれるが、早くも才能が開花。大会に出場し、義理の姉にも認められ競技に打ち込んでいく。
正直言って、恋愛劇もスポ根劇もトントン拍子で上手く行き過ぎな印象だ。尺の都合もあるのだろうが、つるたまだけが主人公属性で認められるのはやはり不自然な印象だ。
アニメーション自体はテレコムだけに安定しているが、それ以上に3DCG等の方が目を見張る。草っ原の何気ない背景とか目立たない所に手を抜いていないのが良い仕事やね。
