表象と現実。
死刑囚だから
林業なんか
在日だけど
イケメンの
弁護士先生が
人殺しの子なんて
高級ワインのラベルが貼ってあれば、中身は上等に違いない。
人間の想像力の素晴らしさとくだらなさ。
道端の木々に家族を重ね、いつまでもその愛を表象する素晴らしさ。
一方で、何も知ろうとせず、これまでの見聞きしただけの印象でその中身までもを判断する。
ただそこにある現実世界を見れなくなってしまった人間は、表象世界の中で、何をどう生きているんだろう。
悲しくはないけど、寂しい
そこにある大切な感情を見失わずに生きる難しさを問う映画。
良かった。