BROOK

ウェディング・ハイのBROOKのレビュー・感想・評価

ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)
4.0
鑑賞日:2022年3月12日
パンフレット:850円


結婚式って、大変じゃない?


安定のバカリズムワールド全開で、めちゃくちゃ面白かったー!
やはりバカリズムさんの脚本作品は自分には合っているなぁ…と。

キャスト陣もみなさん最高レベルの演技をしていたと思いますね。
キャラそれぞれが存在感あり過ぎて、皆さん濃ゆい。
個人的には裕也を演じた岩田さんが新境地を開拓して、良い意味でとても印象的。
まさかあんな役を…(略)


映画は、ウェディングプランナーの真帆がバスでやって来た招待客を迎えるシーンから始まります。

彰人と遥の結婚式…
真帆は控え室にいる一行を呼びに行く。

そんな彰人と遥が結婚式に至るまで、さらには結婚式当日にも、いろいろなことが待ち受けているのだった…。


いやはや、登場キャラ全員を立たせているので、それぞれのエピソードもきちんと描かれていて、そのどのエピソードも笑えます♪

そして、そのエピソードにも伏線が張ってありますよ。


とりあえず、結婚式あるあるを見事なまでに描き切っていたと思います。
バカリズムさんの観察力は凄まじいし、良くこんな脚本が書けるなぁ…と感心してしまった。

思わず吹き出しそうになったのは、相馬が作ったビデオ2本!
ロシア映画みたいなのと、20分を3分にまとめた動画…どっちも笑えた~!

さらに終盤は太鼓、ダンス、マグロの解体ショー、手品がミックスした余興で、カオス状態(笑)
でも、見事なまでのシンクロ率でした。

ウェディングプランナーの仕事って、大変なのが良く分かりましたよ。


ただ、1ヵ所、雑な演出があったのが気になった。
マグロの解体ショーをした大造が紀夫の手品で消えて、現れた場所がちょっとありえなくない?


張ってあった伏線も綺麗に回収し、残り物無し。
ちょっとした伏線も見事なまでに回収していきました。
ボーイスカウトの店長の投げ縄と引き出物のパンツまでもね。

非常に楽しめる作品なので、笑いたい人にオススメです!
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