めっちゃ面白かった。
勝ったからスカッとするしね。
平井候補の周りの人が
カメラを遠ざけようとするのは
きっと平井さんを思っての事でしょう。
撮られるのは
彼のために良くないと支援者が思ってる。
そしてその支援者に
何も言わない候補者自身も
映して欲しくないのでしょう。
51対49の時に
49の意見を切り捨てない政治。
それを自分が当選した時に口にするのが
彼の人柄が出てるなと思った。
勝った時にこそ敗者を思う。
色んな場面で彼が何を思って
政治家をやっているのかが
垣間見える。
高校生に対して、あなたの世代に
負債を渡したくないと言い
駐車場に集まった支援者の、
前方の人々が、後方の人の為に
屈んでくれている事に気が付いて、
自主的に配慮のできる支援者を讃えて
感謝を述べる。
「下手こいたね」って
わざわざ笑いに来た田崎さんに対し
「何が下手なんだ？」と詰め寄る場面。
ヘラヘラ笑う田崎はマジでダサかった。
でもその後すぐに、
怒鳴った私が悪かったって電話を掛ける。
なんか泣けてきた。
どんな奴も切り捨てないって大変だよ。
当選した時の娘さんの言葉が泣けた。
「お父さんが負ける度に、私達はこの先
正直者が馬鹿を見る社会に出て行くのかと思っていた。
でも今日、正直者でも報われた」
