【2022-176本目】
実は少々気になっていた作品。
胸糞悪い中にハラハラする要素があるので
何か目は離せないのだけど「え、それ本当にいる描写?伏線なの?」と思うような場面もあって鑑賞後も気持ち悪さしか残らなかった。
けどそこが狙いなのかもしれないね。
どんなことでも良いから見終わった後に脳裏に焼き付くようなシーンがあるということが。
そしてタイトルは面白い!
誰の視点から見た「さがす」なのか。
娘・原田楓が父を"さがす"ということなのか、
父・原田智が正義を"さがす"なのか、
死にたい人が自分を殺してくれる人を"さがす"なのか、
それとも犯人・山内照巳が死にたいと思っている人を"さがす"なのか。
その視点(タイトル)から本作をどう見るかで解釈や楽しみ方も変わってくるのかもしれない。
論文を書くには書きやすそうなテーマになっていた。
サブタイトルが付いてない映画は好きです。
お色気シーンとかがある映画は嫌いです。