最近見た映画の中でかなりの衝撃作だった、。
日雇い労働者の父はある日懸賞金300万円が懸かった指名手配犯を目撃する。
お金欲しさに犯人を探したいからと娘の前から突然姿を暗ますとこから物語は始まる。
翌朝、不審に思った娘は父を捜すことに。
今日現場に出ているという話を聞きつけ現場に行ってみるもののそこで父の名を名乗る男は全く別の人だった。
犯人を捜す父と父を捜す娘。
この2つの出来事が同時進行することによって起きてしまう悲劇。
結末は非情且つ胸が締め付けられるような言葉にできない気持ちになりましたが
娘から父への断腸の思いだったのではないかと思います。
途中からの伏線回収も中々面白かったです。
ただ、お金がない苦しさだったり子供の無力さだったり
悩んで抱え込んで塞ぎ込むような閉ざされたシーンも多く、心が病んでいるときに見る映画ではないように思います。
実際の世の中で、もしかしたらこのようなことが起きているようなそんな非常に近しい日常の一コマのようなものも感じました。