2023年劇場60作品目。
監督様の前作を観ていた事もあり
気になっていたので鑑賞。
“ファンタスティック・フォー“と
劇中ある人が発しておりましたが、
監督様はヒーローもの、
そして、アニメ好きな方だと
改めて感じました。
冒頭のシークエンスは1人1人の能力を
見せつける素晴らしい立ち上がり。
突き抜けるもの、所謂カタルシスを
期待していた事もあってか
若干物足りなさを感じました。
上映時間が長い故か
途中ダレてしまう部分があったかなと。
でも、上手く纏まっていて
惹きつけるところはきっちり惹きつけ、
魅力的な作品に仕上がっていると思います。
お笑いウルトラクイズでお馴染み
人間バズーカが登場するのは
ご愛嬌と言ったところでしょうか。
今でもユダヤ人迫害描写は
観ていて居た堪れない気持ちになります。
現代に通じるテーマを盛り込んだ
変化球イタリア映画を
堪能させて頂きました。