このレビューはネタバレを含みます
良かった。結構お馬鹿映画ではあるが、メッセージ性とかはしっかりしてて結構面白かった。
メッセージ的には人と違う、普通じゃないのは悪いことではない。個性である。このテーマからこの映画では普通の人と少し違う人がたくさん出てくる。主人公たちもそうで、主人公はそれが嫌で呪いだと思っている。これが、敵のボスと重なっており面白い。敵のボスも指が6本あり、コンプレックスになっている。普通になりたがっている。最後敵は指を切り落とし自分の個性をなくすが、主人公は爆発させる。対比になっており良い。
敵のボスの未来予知の能力が良い。未来人である自分たちだからこそ分かるようなことがあり、テンションが上がるし、着信音の使い方とかめっちゃ良い。
少しモヤっとしたとこで言うと主人公が人を殺すところ。過去のトラウマからの脱却であり、自分の個性を認めるということだとは分かるが、結局人を殺すというところに落ち着くのがモヤるところではある。