しんどかった…アンヌの気持ちが痛いほどわかって辛かった…。
アンヌがフェミニストであることだけが救いだったな…。
あのこと ってタイトルは、中絶して「流産」とカルテに書かれても一生消えないことで、いつまでも「あのこと」と思い出すであろうと想起させると捉えました。
これは本当に1人で観るのがおすすめ。でも意見が合って、日本も変えていきたいねという話ができる人とは一緒に観れたら良いのかも。
緊急避妊薬が薬局で買えるようになるかどうかに大きな影響を与えられるかもしれない状況の日本。すごくタイムリーな題材。
ちなみにパブコメは1月末まで。緊急避妊薬 OTC化 で検索お願いします。
産む側だけが可能性を狭められて、選択の権利を奪われるの本当おかしいのに、みんな当たり前のように「中絶は犯罪」を受け入れてるの、やっぱり法制度が社会構造を構築してることを象徴してる。
寄り添ってれる医者が優しく選択の余地がないようにさとすシーンめっちゃ辛かった。
今でこそコンドームを無料で配っているフランスも、1960年代は中絶が違法。そんな国に住んでる某著名人はコンドームを売春と結びつけて拡散。クソが。黙れほんまに…。
国にどんな言い分があろうが、中絶を違法にしても危険な方法が蔓延するだけ。子宮に漂白剤流し込んで死ぬ人が大勢いたとか本当に落ち込んだ。
性行為の権利も産むかどうか選択する権利も、当たり前に求めていい。私の人生を誰にも決められたくない、必死に自分なりの前を向いて生きてるんだから。
そして私たちは何も遠慮しなくていい。受け入れられないことを受け入れることが大人なわけじゃない。
