このレビューはネタバレを含みます
モナ・リザ役のチョン・ジョンソの魅力もさることながら、金をだましとったあとにボコボコにされるボニー・ベル役のケイト・ハドソン。下心ありありで近づいてきたファズ役のエド・スクレインがいいやつだったり。
そして似顔絵を描いてリザの笑顔を引き出した少年チャーリー役のエバンウィッテン。ラスト近くではリザの胸に顔をうずめて見せた涙。一連の出来事が不安でパンクしそうな心と母を思う気持ちが伝わり思わずいっしょに涙してしまった。
ほかにもハドソン巡査や店番の男など登場人物の気持ちが読み取りやすい映画だなぁと。
オープニングのモナリザの曲、そしてドンドン、ズンズンと響くサイケデリックな曲がバイオレンス映画を想像していたが扉を開くとあたたかなストーリーだった。続編があるとしたら楽しみ!