【変わらぬ女性蔑視】
序盤の不穏な感じから、どこかホッとする結末まで展開を読ませない感じに仕立ててあって面白かった。
特殊能力を身に着けたモナリザ・リーは精神的に不安定という設定だが、実は、現代社会のなかなか変えられない女性に対する偏見をベースに物語は構成されているように思える。
それは、途中でモナリザを助けるボニーなどに対する目線もそうだ。
超能力というより、サスペンスタッチなのでネタバレはしないように書いているつもりだが、ボニーの子供役もナイスで、エンディングもそれなりに泣ける。少年よ、グッドな感じだ。