このレビューはネタバレを含みます
世の中の知らない側面を知る映画🧐
9.11で犠牲となった人たちの命の値段をつけた弁護士(補償基金の特別管理人)
原題:Warth(価値)
日本🇯🇵なら一律同じ金額になると思うけれど、そこはアメリカ🇺🇸
富裕層の遺族「どんだけ稼ぎが違うと思ってんの!個別に判断しろよ!」
労働者層(消防士や救命士)の遺族「このビルで働いていた人(富裕層)を救うために命を落としたのに命の価値が下なんておかしいだろ!」
そんなこんなで私情を挟まず事務的に額を決めようとするが心無いと賛同が得られず難航😩
最終的に遺族から信頼を得たのは、
“ひとりひとりと真摯に向き合う”
➡️対象者約7000人のうち97%が申請し、1人につき平均200万ドル(約2億4000万円。当時の1ドル=120円換算)が支払われた。
マイケル・キートンとスタンリー・トゥッチの激渋オヤジの演技が見もの👍
「計算機のような男が人間的に変化していくまでの道のりを描いています。
合理的な力に頼っていた人が思いやりの力と、柔軟性を身につけていく。
彼は資本主義の構造の中で努力し、時にはそれを覆し、人間性を見出していく。」(監督談)
📻背景や詳しい経緯は町山さんの解説が👍
https://youtu.be/fUqIkkFV6k4