余韻が、、、すごい！
照生と葉、1年ごとに巻き戻し、始まりと今を辿っていく。
時間を戻して思い出してくからこその切なさ！
部屋の様子などで間の1年の生活もすごく想像できるし、あのセリフや物はそういうことか。と後からわかる仕掛けもよかった。
なにより松壮亮さんと伊藤沙莉さんがすごい
出会ってから別れまでその場面ごとの距離感、空気、会話が本当に6年の歳月を積み重ねたようだった！
タクシーの中で喧嘩になった時のもうどうしようもない空気。仲がいい時の本当に親密な距離。会話の掛け合い。。ホントにすごい！
ラジオ体操をして通り道の地蔵に手を合わせたり。無断でタクシードライブデートシーンでの会話はずっと見ていたかった！
微妙な距離のやり取りもよくて、ビールを飲めば舌打ちが止まるかもしれない。と地団駄のシーンはニヤニヤしてしまう。
高円寺のガード下でのダンス
タクシーを見送る切ない顔
朝焼けのシーンの表情、明日でいいケーキ
朝で溶かしてた！
けれど決して「あの頃はよかった」ではなく、前を向いていて、あくまで＜ちょっと思い出しただけ＞
コロナ禍の描写も。
満員の芝居劇場、みんなで打ち上げ、ケーキのまわし食い、ちょっと遠い過去になってしまったけど、今の生活もいつかあんなこともあった。になるといい。
2人の周りのひとたちもよかった
誕生日を祝ってくれる成田凌さん、河合優実さん
親身に相談に乗ってくれたり、自分も恋愛相談するバーのマスター國村隼さん
メーターを止めてくれるタクシー運転手さん
あとニューヨーク屋敷さんすごくよかった！
「夏、始まりましたわ」「LINEの友達は多い方がいいっすよ」は最高！
さっきまで芸能人と付き合いたいって言ってたのに運命ですとか言ってて。めっちゃいいやつだった！
