ジム・ジャームッシュ監督作品『ナイト・オン・ザ・プラネット』を観たくなる作品。
超久しぶりに絶対に再鑑賞しようと思う。
ちなみに、本作観る前に『ナイト・オン・ザ・プラネット』を観てから本作観た方が絶対により楽しめるかなと。
別れたカップル葉(伊藤沙莉)と照生(池松壮亮)はもう戻らないあの日々を時間を遡りながら回想していく。
それは断片的な思い出で「ちょっと思い出しただけ」といった作品。
このカップルの7月26日だけの6年間を描くという演出も面白い。
そして本作は伊藤沙莉による、伊藤沙莉のための映画！
伊藤沙莉の魅力が爆発している！
伊藤沙莉ファンは必ず観るべき作品。
それとクリープハイプの「ナイトオンザプラネット」という楽曲にインスパイアされて映画を作ったようなので当然なんだろうけど、ラストで「ナイトオンザプラネット」が流れた時映画の内容と歌詞がリンクし過ぎてて自然と涙がボロボロと流れてきた。
この作品はこのエンディングの曲聴かないで帰ったら全く意味ないんじゃないかとさえ思う。
劇中「なんでもないことないでしょ、言えるときに言った方がいいですよ、タクシーのメーター止めましたから」と言ってから外に出るタクシーの運ちゃん粋過ぎる！
あとニューヨーク屋敷には助々演男優賞をあげたい！
自然な演技でビックリ〜笑
特に、屋敷「昭和か！」伊藤沙莉「いや、平成ド真ん中だわ！」のやり取りは最高に笑えた。
