胸がキューっと、ギューッと、
ギュギューッとなりっぱなしだった。
今に満足していないわけじゃなく(むしろこの上なく、超がつく程の幸せを実感して生きているほうである)、
あの頃に戻りたいわけじゃなく、
後悔の念が残っているわけじゃ〜なくても、
どうとも言いようもなく、あの日のあの一瞬がぶわっと思い返される瞬間って、ある。
うん ある。
何なんでしょうね。
この、一瞬で心をぐわっと別の時空間に持ってかれる感覚。
記憶って、何だろう。
池松壮亮さんと伊藤沙莉さん。
分かってはいたけれど、最高でしかなかった。
ありがとう。
あなた方お二人でよかった。
ありがとう。
にしても、永瀬正敏さんはベンチがよく似合う。
ジム・ジャームッシュ監督の「パターソン」で、アダム・ドライバーの隣に座っていたシーンを彷彿。
いるだけで切なさが充満する感じ。
とても好ましい。