このレビューはネタバレを含みます
プロボクサーとして暮らす男の若き頃を辿りながら現在と交互に進んでいくストーリー。
恋人と離れ離れになり強制収容所へ連行されたかと思えば、敵国の暇つぶしとして同じく連れてこられた人たちとボクシングさせられる。
それだけならまだしも負けたら即殺されるのは命懸けすぎて精神的にきついものがありますね。
実際の出来事を元に作られた話なので、これを乗り越えてきた人がいると考えると本当に戦争がどれだけ惨いことをしていたか。
そして立場が違うからこそ子供達に対しての向き合い方とかが嫁と意見の食い違いが生じたり。
ハリーの人生はレアのためだったと言ってもおかしくないくらいまっすぐだったのだな、と感じました。