片腕マシンボーイ

ジギー・スターダストの片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

ジギー・スターダスト(1973年製作の映画)
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宗教というものをいっさい信じていない僕が
神と崇める人物が3人だけいる
nine inch nailsのフロントマン、トレント・レズナー
TOOLのフロントマン、メイナード・ジェームズ・キーナン
そして、デヴィッド・ボウイである

そのデヴィッド・ボウイが昨日2016年1月10日享年69歳で亡くなった
偉大なるロックの殿堂の死である
死因はがん
18か月に及ぶ闘病生活の末、家族に見守られ亡くなったという
つい3日前に3年ぶりの新譜を世界同時発売したばかり
訃報を聞いた瞬間は「まさか…」正直信じられなかった

僕が初めてデヴィッド・ボウイのアルバムを聴いたのは高校生の頃
美術の予備校に通っていたのだが
そこの講師のひとりが熱烈なボウイファンだったのだ
影響され聴いた「Ziggy Stardust」の壮大な魅力にたちまち虜になった

そして、あの「Heroes」との出会い
好きなアルバムを3枚あげろと言われたら僕は迷わずこの「Heroes」をあげる
いつの時代に聴いても瑞々しさを感じる普遍性
聴けば聴くほど良さが滲み出てくる名盤

タイトル曲「Heroes」でボウイは歌う
「僕等は今日1日だけならヒーローになって輝くことができるんだ」
しかし僕等は思う
デヴィッド・ボウイ、あなたは永遠に僕等のヒーローだと