ジギー・スターダストの作品情報・感想・評価

ジギー・スターダスト1973年製作の映画)

ZIGGY STARDUST AND THE SPIDERS FROM MARS

上映日:2017年01月14日

製作国:

上映時間:90分

ジャンル:

4.0

あらすじ

「ジギー・スターダスト」に投稿された感想・評価

私が子供だった頃、デイヴィッド・ボウイは既にカリスマ・スターで、少女漫画家の間では特別なアイコンとして存在していました。彼女らの洗礼を受けてボウイを特別視するようになったのが、音楽を聴くようになるよりも先でした。
最初は顔と声のミスマッチ(?)にギクリとしたものです。
え~え~、そうですとも、私もビジュアルから入ったクチなんです。
でも、それで終わらせないのはボウイが本物だったからです。

彼の表現は既存の美を破壊した先にある美です。
そして魂の深淵の声を再現するための詩。

時々に変容する声はその姿についても同様で、一時もファンを油断させないボウイ。

その手始めであり極め付けがこのジギー・スターダストというキャラクター。
ボウイはここでは人間ですらありません。
宇宙人として地球にやってきた救世主であるロックスターを演じきってみせたのです。
その時代の貴重な映像を映画として記録したのがこの作品です。

1973年7月3日ロンドンのハマースミス・オデオンで行なった最終コンサートの模様を収録したライブドキュメンタリー。

昔六本木に「俳優座シネマテン」というレイトショー専門の映画館(本来は劇場)があったのですが、そこで初めて観ました。
今、こうして映像を所有でき、好きな時に観られる幸せを噛みしめつつも。
でもあの時、スクリーンで出会ったボウイはもっと感動的だったし、
会場のファンと共にすごした空気は貴重だったと改めて思います。
映画の終りは拍手に包まれていました。
あの夜が夢のようだった。

イギリスにおいて、ザ・ビートルズとボウイはおそらく2大重要アーティスト。
彼らの影響力は音楽にとどまらず、カルチャーの様々な部分に浸透し、確実に世界を、価値観を変えた人達だからです。

これはロックの歴史のひとつなのです。
時代の痕跡をたどることのできる幸せを残してくれてありがとう。
今に生きる人は監督に感謝しましょうね。

衣装の一部は日本のデザイナー、当時27歳だった若き山本寛斎が担当しました。


♪演奏曲♪
Hang on to Yourself 君の意思のままに
Ziggy Stardust
Watch That Man あの男を注意しろ
Wild Eyed Boy from Freecloud フリークラウドから来たワイルドな少年
All The Young Dudes すべての若き野郎ども
Oh! You Pretty Things
Moonage Daydream 月世界の白昼夢
Changes
Space Oddity
My Death
Cracked Actor 気のふれた男優
Time
The Width of A Circle 円軌道の幅
Let's Spend The Night Together 夜をぶっとばせ
Suffragette City
White Light/White Heat
Rock 'N' Roll Suicide ロックン・ロールの自殺者

名盤と名高いアルバムもあわせてお勧めします。
 ↓
『The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars』
wakana

wakanaの感想・評価

4.4


②3/27 1985(video)
④7/4 1985(video)

⑥4/12 1997(video)
⑦.5/24 2003(DVD)
k

kの感想・評価

4.3
3人で70sの格好をして観に行った。変わっていくためには個性と向き合うこと。ただ金持ちになろうとするな。社会に呑み込まれすぎるな。
Bunkamuraで見た。ジギースターダストとしてのライブだけどspace oddityとかchangesとかのdavid bowie楽曲もやったんだな、と知れた。ハマースミスオデオンでの解散発表したところはけっこう鳥肌。というかこのとき25才なのヤバすぎ。ただドキュメントというよりただのライブ映像なので、寝不足もあって座りながら見てたら眠くなってしまった。
ボウイとロンソンはあの時代のアイコンであった事を確認する事ができる、貴重な作品。
白波

白波の感想・評価

4.5
レストア版と同じ内容になります。

まず、この作品をスクリーンで観れるのがとても嬉しい。
作品はハマースミスでの歴史的コンサートを収録したドキュメンタリー。いわゆる「グラム期」のフィルムです。
常に変化しているボウイの場合、ここを絶頂期と呼んで良いのか大変難しいのですが、一番煌びやかな時代であったのは確かでしょう。
スクリーン越しにも、その人間離れした妖艶な色気が溢れんばかりなんです。
ボウイはもちろんですが盟友ミックロンソンも、その生き生きとした姿がたっぷり映されています。
それと2002年レストア版なので音質がとてもクリア。ミックロンソンの音とかすごい良い音色なんですよ。
あとウッディのドラミングも腹に響いて良いですね。良いドラマーだと再認識しました。
あとセルフカバーの「若き野郎ども」が聴けるのも良いですね。
ビジュアル面では日本人的にも寛斎の衣装や、歌舞伎にインスパイアされた演出なども嬉しいものです。
そしてラストはあの突然の解散宣言。
オーディエンスの空気からも「一体何を言ってるの?」って感じがすごいわかります。ボウイのアップ目だったからわかなかったけど、バンドも顔に出てたんだろうと思います。
このジギー絶頂での解散は、ファンやバンド(明日から無職)はもちろん業界的にも大打撃だったことでしょう。
でも成功に後ろ髪を引かれる事なく、一気に転換するのも彼らしいと言えます。
この爆発的な煌めきと終焉。今観ても輝きを放つ、グラマラスでゴージャスなロックンロールショウです。
ステージはもちろんなんだけど楽屋のボウイやべえええ
一瞬すぐそばに「いる、、?」と感じたのは私だけのひみつにしておく!
mam

mamの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

1年半に渡る米・日ツアー後の凱旋公演。73年ツアー最終日(ハマースミスODEON)

観客はティーンの子供が多くて、アンジーにまでサインねだってる。

歌舞伎みたいな引抜きの衣装チェンジに、中華 meets 町人風着物っぽいの。
宇宙っぽいパワーショルダーのタイトなスーツにレッドブーツ。
出火吐暴威のマントに、カラフルなぴったりニットスーツ。
うさぎさんのジャンプスーツでパントマイムを披露。

White Light / White Heat 演ってくれてありがとう!

ラストは Rock 'n' Roll Suicideでジギーを葬り去ったボウイ。

かぁーっこよかったーーー!!!

山本寛斎もすごいね!
(DAVID BOWIE is では日本人としてとても誇りに思ったの)

2022-33
puka

pukaの感想・評価

4.5
めちゃ良かった
当時のライブが大画面で観られる「しあわせな時間」

ボウイファンの方、必見です!
伝説的なライブのドキュメンタリー。
あの頃の英国カルチャー(もっとアングラ)にまみれた家で育ったので
観ておかねば、と。

アレ・・・?最後に撃たれる(演出)んじゃなかったっけ??
それは違うライブ?

『デビッド・ボウイ展』も行ったので、彼の「ファッションアイコン」としての重要性は分かっているつもり。
(五右衛門みたいな髪型と、寛斎の衣装
あのスタイル&顔の人だからこそカッコイイよね~!)
オーディエンスの表情にも表れてるけど
あの時代、あの国で若者たちに
「自分らしくあれ!」と叫んだ事が、どれだけ大きな意味を持っていたか
という事は、頭では分かっているつもり。

だけど、あの辺はティーン向けPOPな感じなので
ぶっちゃけ「Space Oddity」位しか好きな曲がないのです。
そもそも、ライブドキュメンタリーは
そのアルバムがめっちゃ好きか、当時を知ってる人向けかもな。

オッドアイ、めっちゃカッコイイなとか
寛斎の服は着るの大変なんだな…とか
これがマルソーに師事したというマイムか!とか
女性が絡むと、ただただ俗っぽいな…とか
スタイリスト・メイクのお姉さん、お持ち帰り狙ってね?とか
知識だけだったボウイ像の、輪郭がハッキリしました。
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