初めはマリオの家族背景とか、父に認められたいとかそういうよくあるアメリカの家族愛映画に抵抗があったけど、終わってみたらすごく「楽しい」映画だった。
自分自身はマリオのゲームはスーパーマリオとかくらいしか知らないので「え?マリオカートの世界まで取り込むのか?どうやって?」と不安だったけど、そこもキチンと消化していた。
ゲームだとピーチ姫が攫われるのがセオリーだろうけど、この設定ならマリオとルイージが見ず知らずの女性と王国を助けるために奮闘するというのもちょっと無理があるし、マリオとルイージの差別化を図るためにも攫われるのはルイージで良かった。
あんまり押しつけがましい兄弟愛ってのもわたしは苦手だけど、この映画の兄弟愛は良かった。
マリオがルイージの皿に苦手なキノコを押し付けたり、食事途中で立ち去ったマリオを心配してキノコスパゲティを持ってきたルイージがマリオに食べさせずに自分で食べる所とかちょっと笑ってしまったw
個人的に一番盛り上がったのは、ブルックリンを疾走するマリオ(私が良く知るゲーム画面に近かった)と、樽を投げつけてくるコングでしたw
【あらすじ】
マリオとルイージはとあるトラブルで土管に吸い込まれてしまい、離れ離れとなる。
マリオはピーチ姫が統治しているキノコ王国へ。
ルイージはクッパに囚われてしまう。
大事な弟を助けるべく、マリオはピーチ姫と協力してキノコ王国をも守るために戦うことになる。