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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーのtakamadsのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

普通に子供が喜びそうな求めていたイメージ通りの作品。
ただ不満というか違和感があったのは、本来『スーパーマリオUSA』にてマムーの手下であったはずのヘイポーがクッパの手下のような扱いだったことだが、そこでクッパJr.やらコクッパ衆を出していたらもっと展開も盛り上がっただろう。
終始、柳沢慎吾に見えるドンキーコングとの決闘の際にマリオがネコマリオ(初出は『スーパーマリオ3Dワールド』)が出てくるので最近の作品までをソースに使っていることがわかる。
最初に氷の国のペンギン(おそらく『スーパーマリオ64』?最近のシリーズプレイしてないので違うかもしれない)やら囚われの身である星(『スーパーマリオギャラクシー』からか?)が何故か反出生主義ばりの死は救済を説く役割で、エンドロールでも登場してくる。
シリーズでは本人も戦うことがあるものの、強すぎてミラ・ジョボビッチみたいなピーチ姫とマリオの掛け合いがディズニー作品っぽい。
そもそもマリオのファミリーネームはわからないもののブルックリンでニューヨーク出身のシティボーイなのも興味深いし、思えばピーチ姫にはデイジーという妹の姫やらワリオなんかも出てくるので、あの世界には他にも現実世界の人間が囚われてる可能性が高い。
細かいネタもちょくちょく作中に出てくるが、結局クッパがピアノを弾きながらピーチを想う自作ソング、フル尺で聴けなかった。
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